ちょっと待ってちょうだい、けだものさん

ツレない彼を 慌てさせたくて
誘うような視線 灼けた砂に投げた

顔あげた人は ゴムの葉陰
汗ばんだ肌に 長く切れた瞳

不意に胸で暴れる
見知らぬ情熱のコンガ
もうジリリ 砂も身もやけて
Oh とても拒みきれない

ちょっと待ってちょうだい 夏のけだものさん
風もあやしく腰を振る渚
ちょっと待ってちょうだい だから けだものさん
跳ねつけた手が燃えて舞いもどる
やばいシチュエーション

絡むささやき 蒸し暑い吐息
だれに話しても かばいきれない恋

うろたえた彼が 胸をよぎる
わたしをこの頃 粗末にした罰よ

赤く燃えるくちびる
真夏の太陽が回る
片手でわしづかみされる
Ah 夏の蝶々みたいね

グッと抱いてちょうだい 夏のけだものさん
覚悟決めたら急に目が覚めた
ちょっと待ってちょうだい そんなあからさま
あとずさる気持ちさえ糸を引く
押せば崖っぷち

ちょっと待ってちょうだい 夏のけだものさん
風もあやしく腰を振る渚
ちょっと待ってちょうだい だから けだものさん
燃えて波風が立つ夏の恋
だけどこれっきり

oh, mi corazon
solamente tu y solamente yo
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