約束を果たすその日まで

あなたという名の隠れ家に 私は上手に隠れてた
恋する私は怯えながら 夢みる私から逃げていた

きっと愛が冷めた頃に しまっておいた夢に気付き
「何一つ変わらなかった」と あなたを責めてしまうから
私は行かなくちゃいけない だけどあなたを置いていけない
振り向く背を押す力

「ありがとう」じゃ足りないから この涙を捧げるよ
今もまだ あの日を胸に
「愛してる」は言えないから この歌を歌っているよ
遠い空 あなたの元へ

あまりに突然のサヨナラに あなたはうずくまり泣いていた
2人の時間が止まる前に 最後に涙のキスをしよう

「離れても味方でいるから」 あなたは最後にそう言った
身勝手な私の答えに そんな言葉をくれた瞬間
あの日あの場所で出逢って恋をして本当に良かった
心からそう思えた

「ありがとう」じゃ足りないから この涙を捧げるよ
今もまだ あの日を胸に
「愛してる」は言えないから この歌を歌っているよ
遠い空 あなたの元へ

「諦める」と言わないのは 何かを手放したから
あの涙を無駄にはしない
そうこの手で夢を叶え あなたに会うその日まで
あの日を胸に忘れない

あの約束 果たす日まで。
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