朝の相剋

朝靄は銀色 高層ビルを包んでる 夜が明けたね

気の利いた台詞も ラヂオは言えないみたいで コルトレーン

あなたの答えはどうでもよかった これから始まる朝が恐くて…

ため息 窓を曇らせ 見えなくなる ふたりの街
忘れてしまうのですか わたしのことなど

こうなる気がしたの あの娘を始めて見たとき 不安だった

悪い予感は全部 当たるくせにどうしてかな… どうしてかな…

あなたのとなりは私じゃなかった 眩しい朝日がココロを突き刺す

何時ものようにあなたを 見ようとすればするほど
涙が堪えきれない やっぱり寂しい

嫌いになれたらそのほうが楽ね お願いそのやさしさはいらない

ため息 窓を曇らせ 見えなくなる ふたりの街
忘れてしまうのですか わたしのことなど
×