いつも忘れてはいないから

ためいきに降る雨
ふたりを閉ざした夜
遠くを見るのは
どうしてだろう

誰だって迷うけど
誰かを愛している
傷つきながら
優しさを信じてく

いつも 忘れてはいないから
心にふれたいから
さみしいなら……なにも
言わなくてもいいから
泣くだけでもいいから
僕はただ そばにいる

思い出の数だけ
失うなにかがある
だけどかならず
ほほえみに許される

いつも 忘れてはいないから
抱きしめていたいから
悲しいなら……いまは
眠るだけでいいから
この腕で いつまでも

いつも 忘れてはいないから
心にふれたいから
さみしいなら……なにも
言わなくてもいいから
泣くだけでもいいから
このままで いつまでも
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