哀れな女たち

鼻につく笑顔と 見せつける富と
自己陶酔に気付いていない
反感は嫉妬と 勘違いするから
嫌われてることにも気付かない

人の評価が 何より幸せ
羨ましがられて 嬉しくて
本当はバカにされ 笑われてるあの背中は誰?

大人びた仕草は まだ似合わないから
小悪魔のような瞳で見つめなさいと
鏡を覗いては 惚れ惚れするほど
可愛い私が 今日も笑ってる

そうなんでしょ?

どんなに綺麗で 着飾っていても
一番大事なものが無い人と
可愛くないけど 何も無いけれど
一番大事なものを得た人

どっちがいい? どっちが幸せ?
そんな人の姿比べて
どちらでもないって 一番淋しい自分に気付くの

大人びた仕草が 似合わないうちから
自分の魅せ方を教わっていたかった
鏡を覗いては ため息ばかり
冴えない私が 今日も笑ってる

そうなんでしょ?

勝ち組だとか 負け組だとか
そんなこと言ってる時点で
劣等感抱いて生きてきたって バレているのにね

大人びた仕草が 似合わないうちから
小悪魔のような瞳で 溺れ狂わすの
そんな女の子に なれていたなら
もっともっと 今よりもずっと

大人びた仕草は まだ似合わないけど
小悪魔のような瞳で 溺れ狂わすの
そんな女の子を 見かけた時に
きっと女は 負けを認めるの

そうなんでしょ?
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