悠久の剣

鎬(しのぎ)を削る 刀工(とうこう)の
技を競いし 中に居て
江戸の末期の 源(みなもと)の
名工清麿(めいこうきよまろ) ここにあり
正義の御旗(みはた)の 元(もと)にこそ
今この剣が この剣が燃え上がる

月に叢雲(むらくも) 花に風
風雲急(ふううんにわか)に 騒ぎ立ち
決して悪事は 許すまじ
あぁ我凛(りん)として 戦わん
正義の御旗(みはた)の 元(もと)にこそ
今この剣が この剣が立ち上がる

黄昏(たそがれ)迫る 日本海
海に映りし 島影に
交錯(こうさく)するのは 流星(りゅうせい)か
悠久(ゆうきゅう)の時間(とき)さえ 流れたり
正義と平和の 元(もと)にあり
今この剣は この剣は生き残る
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