Jeanne

ねぇきみにあげるよ,白く光るあの雲
そこに吹く風も全部きみのもの

永遠の意味すらまだ分からない 弱虫なふたり

手をつないだあの日から溶け合っていくココロを知った
静かに、やさしく、変わる世界
あれから沢山の夜に怯えては抱き合った
だけどこの先は、同じ夢を見て眠ろう

「さようなら」は言わない
とても長い月日があまりにも儚くきえてしまうから

背中合わせのまま迎えた朝も 今では愛しい

手をつないだあの日から分け合える哀しみを知った
静かに、切なく、染まる世界
この手を離しても 今は言葉さえなくしても
それぞれの朝に 同じ夢で目覚めるだろう

きっとこの先もずっと
僕の中にきみがいて、きみの中にも僕がいる
それだけでいい。
×