我が屍を越えてゆけ

真っ白な光の飛礫 騒めきと響動めきの調べ
高らかに掲ぐ其の手に 掛け替えぬ喜びを 抱いて

未だ誰も知らない 無敵の歌を
そう 転びながら 手負いながら 探している故

努 忘れないで 今の燃える火を
また 廻る時も 熱い魂のまま
だけど 僕らが若しも 倒れたら
屹度願う 迷わず 此の 屍を越えて

真っ直ぐな睛の礫 ときめきと煌めきの調べ
朗らかに舞う掌に 迸る魂を 掴め

もう忘れられない 素敵な歌が
そう 彼所じゃなく 其処でもなく
此処に存る故

努 忘れないで 今の燃える火を
また 廻る時も 熱い魂のまま
だけど 僕らが若しも 倒れたら
屹度願う 迷わず 此の 屍を越えて

もう離れたくない 異郷の町で
そう 詰られても 飽きられても
声の限り 歌いたい故

努 忘れないで 今の燃える火を
また 廻る時も 熱い魂のまま
だけど 僕らが若しも 倒れたら
屹度願う 必ず 我が屍を越え 明日へ
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