さよならは終わりではなく

僕たちはお互いに 手を振りながら
いつまでも いつもまでもその姿を追いかけた

離れてゆく船の エンジンの音だけが側に残る

杯を酌み交わし 多いに語り
酔いつぶれ 沈黙を嫌うように笑う

夜明けの星達に 見守られるように次の町へ

さよなら さよなら また会う日まで声は大きくなる
さよなら さよなら あなたは小さくなる

偶然の連続が 運命に変わり
旅ゆけば 宴がこの夜も続く

歌おうよ我が友よ それぞれ人生の無事を祈り

さよなら さよなら あの約束を果たす時は来る
さよなら さよなら 終わらぬ夢を見よう

また何度も会いにゆくよ…

唇が触れそうな盲目の闇に
少しだけまぶしい音楽よ、届け!

新たに吹く風のざわめき手に入れて
すぐに… すぐに…
See you again!
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