ex-extra

群れる人の流れに 身を委ね見失う
映る画面の隅で 主役飾る景色となる
現実も似たようなもので 脇役に光り差さず
隅の僕の事など誰も見ていないの

“あなたの代わりはどこにでも居るんだよ”
言い返す事すら出来なくて
何処かの誰かになりたくないよ
この名前 この声で 叫んでいたいのさ

あぁ この僕に光をあてて 照明
このままじゃ僕は僕を終われない
ただ黙っていても何一つ変わらない
名も無き日々に別れを告げよう

いつか ラストシーンで
一体何を見て何を話そう?

“あなたの代わりはどこにも居ない”と
言われる理由が足りなくて
何処かの誰かになりたくないよ
この名前 この声で 叫んでいたいのさ

あぁ この僕が僕である事の 証明
これからいくつ残せるかな
今更遅いと言い訳してる場合じゃない
名も無き日々に別れを
揺るぎない意志で始まりを告げよう
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