第七楽章「Throne」

犠牲となった 影武者の死を
絶えず尊び 胸を痛める
誰も知る由もない 真実の消息

例え名乗り出ても 私を誰もわからない
事実は塗り替えられ 私はもう存在しない

ならばこのまま誰にも告げず 消えよう
そして闇に生きよう いつか即位の時が来るまで

時代は流れて 偽の心臓は
父と母の眠るSaint-Denis(サン=ドニ)へ
やがて医学の元に過去は暴かれるだろう

そうなると全て終わる 王家は歴史さえ失う
死んだ身代わりや友の為 遂に私は決めた

Ah 綺麗な旋律が 体の隅々に流れ行く
それが血の代わりとなるなら 「これ」をくれてやろう

心臓をえぐり出し 硝子の玉座に乗せ
父と母のすぐ側で 王となる

遺されたロザリオ 王冠なき王の為に
何度も受け継がれて 再びまた巡り会えた

こうして誰もが知る革命の歴史は
何も変わることなく 誰も消えることなく

夢を見ていた 少年を待つ未来は
悲しいだけではない
彼は雄偉な王となった
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