追憶のカンパーナ

黄昏の雲が
滲んで溶けた
あの日の石畳
鐘が鳴る

若かった頃の
さよならの意味も
いまならよくわかる

どこまでも
続く道を選び
そう…
ふと立ち止まるとき

思い出が
深く香る
心だけは
なにも変わらない

いつのまにか
過ぎた日々が
明日に架かる
虹になる

時は決して
めぐり逢いを
時は決して
裏切らないだろう

そう…
笑顔は忘れない
そう…
涙も覚えてる

人生が
次のかたち
求めても
きっと変わらずに

いまも遠く
鐘の音が
あの日のまま
聴こえてる

人は決して
愛のために
つなぐ夢を
忘れてはいない

いつのまにか
過ぎた日々が
明日に架かる
虹になる

時は決して
めぐり逢いを
時は決して
裏切らないだろう
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