Not Dead

忘れさせてくれ 夜が明けるまでの、罪な感情を
丸めた背中を付き刺した十字架
柔なプライドに目を逸らして気付かぬフリ
消せないけれど 仕方ないね 悲しくなる
憧れとか嫉妬なんて、簡単に言わないでよ 苦しい

僕の傷に触らないで その汚れた手で
そんな風に触らないで 薄汚れた手で

忘れさせてくれ 曇り行く空の、暗い顛末を
ホントの自分は、もうここにはいない
終わりの合図に目をくらませ息を殺す
怖くないけど 複雑だね 泣きたくなる
0の先に1があると、当然の約束でも下さい

僕の傷に嘆かないで 涙が出るだけ
そんな風に嘆かないで まだ、終わりじゃない

「Am I not dead yet?」

忘れないでくれ 無くしかけていた、明日の存在を
我が身可愛さに 酔いしれるままに、沈みゆく太陽
バカにしてたエゴイストを
無視することも出来ないほど悔しくなる
綺麗事で飾り立てた、味気ない自分のこと重ねる

僕の傷に触らないで その汚れた手で
僕の君に触らないで 薄汚れた手で
そんな風に嘆かないで まだ、終わりじゃない
そんな風に嘆かないで まだ、死んじゃいない
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