わたしの故郷四万十

河原(かわら)も爛漫(らんまん) 菜の花つつじ
藤に夜桜 花絵巻
ふるさと 四万十(しまんと) 春風薫(かお)り
上(のぼ)る若鮎 はじけて踊る
こんな良い所(とこ) 他にはないわ
幸せを胸に抱きしめ
あなたと生きてゆく

夏でも秋でも 祭のお酒
冬は寄り添い 雪見酒(ゆきみざけ)
ふるさと 四万十(しまんと) 大河(おおかわ)暮れて
澄んだ水面(みなも)に 月影浮かぶ
岸のカワセミ まどろむ頃は
やすらぎの灯(あか)り点(とも)して
ふたりの明日を待つ

嵐が荒れても 切れない絆
愛の架け橋 沈下橋(ちんかばし)
ふるさと 四万十(しまんと) やさしい流れ
注ぐ土佐湾 遙かな旅路
希望(のぞみ)ひとすじ 命の限り
この街の人とふれあい
夢みて生きてゆく
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