青春の翼

遠くなるほど 懐かしい
ふるさと青空 みどりの野山
呼べばはるかに 木霊(こだま)する
あぁ青春の 喜び悲しみ
もう一度 よみがえる

故郷(くに)に残した 父と母
背中に荷物の 自分がみえる
まるであの日が きょうのよう
あぁ青春の 夕焼け小焼けよ
もう一度 赤々と

幼馴染(おさななじ)みの 初恋は
実らぬぶんだけ きれいなままか
夢の向こうに 見えかくれ
あぁ青春の ときめく出逢いに
もう一度 あいたいな

どこへ飛ぶのさ 流れ雲
遠いふるさと 見えるだろうか
雲になりたい 空高く
あぁ青春の 羽ばたく翼よ
もう一度 風に乗れ
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