パダンパダン

夜でも昼でも つきまとうあの歌
生まれたばかりの 遠い昔から
愛した男たちの 思い出をつれて
忘れちゃいけないと 背中をたたいて
脅かすあの歌

パダン パダン パダン 私を追いかける
パダン パダン パダン 消えない足音が
パダン パダン パダン 覚えているだろうと
数えきれない男の声が聞こえる

別れの悲しみ 捨てられた言葉
泣きじゃくる声も 甘いささやきも
いっぱひとからげの 思い出になって
過去の墓穴から よみがえるように
きこえるあの歌

パダン パダン パダン 私を追いかける
パダン パダン パダン 消えない足音が
パダン パダン パダン 覚えているだろうと
数えきれない男の声が聞こえる

また今日も聞こえる
聞きなれたあの歌

苦しみの足音
数えきれない男の過去の思い出
×