真赤なバラよ

愛しているって 言ったなら
あんたはきっと 笑うだろ
それでも これだけは
本当なのさ
お酒で荒れた わたしの胸に
間違えて咲いたわ
真赤なバラよ

愛しているって 同じよに
あんたが言って くれたって
とっても そんなこと
信じるもんか
だまされつけた わたしの胸を
こりもせず焦す
真赤なバラよ

愛しているって 言えないで
あんたをじっと 見てるのが
どんなに 苦しいか
わかっておくれ
黙って抱いた わたしの胸で
散ってゆくだけの
真赤なバラよ
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