フリージア

いつも通りすぎてた 道路の隅に
白く白く 咲いていたよ フリージア
それはそれは 可愛くてはかなげで
少し少し あなたに似てる気がした

誰のため 何のため 生きてるのか
時々立ち止まりながら また歩き出す

喜びと 悲しみを 分け合いながら
小さな幸せを探しながら
愛するあなたのため そして自分のために
限りある命でただ生きるのさ

どんな時も 近くで支えてくれた
とてもとても 大切なあなたがいた
ひとつひとつ 増えてゆく思い出も
ちゃんとちゃんと 心で覚えてるから

駆け足で 過ぎてく 時間の中で
枯れずに 咲きつづけるため 笑っていたい

さみしい時 つらい時 泣きたい時は
まっすぐ上を向く花のように
弱気な心さえも 胸に抱えたまま
ひとひらの命でさぁ生きるのさ

喜びと 悲しみを 分け合いながら
小さな幸せを探しながら
愛するあなたのため そして自分のために
限りある命でただ生きるのさ
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