Rainyday

月夜の影から覗く手招きと
屋根を打つ鼓動聞きながら明日を見てた

貴方の言葉の数だけ 揺れる波に身をまかせ 宇宙の中
欲しがる私は無邪気に掴む 残る虚無感だけ

吐息の声から 覗く生命のかけら
灰色の空に同化するこころの模様

先に続くだろう道に期待を寄せる その眼の輝きを
損なわぬよう願ってる 紫陽花のように囁く

淡い色に溶けてゆく
街の声も人の夢も
溺れてく 呼吸も忘れ
吸い込まれた 貴方と雨

波打つ大地の涙浴びて
生を宿すもの全て 舞い上がれ
美しく咲いたこころは 滴と交わり 夢見る

淡い想い捨てきれない
素直に逢えますようにと
幻も好いでしょう
吸い込まれた 貴方と雨

まだ見ぬ未来を無くす前に気付けたなら
後悔はないでしょう

淡い色に染まってく
よみがえる感覚と記憶
いつだって私には
特別な 貴方と雨
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