逢いたくて大阪…

しとしと小雨が降る
こころに冷たく降るわ
いつしか昏(く)れゆく街
胸によみがえる 想い出よ
あの日とまるで同(おんな)じように
寄り添う恋人たち 傘の花咲く
濡れて大阪 曽根崎新地
いつもやさしかった あなた今何処(どこ)に
雨よ悲しみ わかるのならば
どうかつれて来て欲しい 逢いたいあなた…

ぽつぽつあかりが灯(つ)き
誰もが家路を急ぐ
ひとりの寂しい部屋
今は帰らない 帰れない
あれからあなた幸せですか
涙を映(うつ)す川を どこで見てるの
濡れて大阪 相合(あいおい)橋(ばし)よ
すべて忘れたいの 遠いあの別れ
雨よ悲しみ わかるのならば
時間(とき)をもとに戻してよ あの日のままに…

濡れて大阪 千日前よ
ふたり将来(あす)の夢を 見てたあの頃は
雨よ悲しみ わかるのならば
どうかつれて来て欲しい 逢いたいあなた…

どうかつれて来て欲しい 逢いたいあなた…
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