街の灯り

そばに誰かいないと
沈みそうなこの胸
まるで潮が ひいたあとの
暗い海のように

ふれる肩の ぬくもり
感じながら 話を
もっともっと 出来るならば
今はそれでいいさ

息でくもる窓に書いた
君の名前 指でたどり
あとの言葉 迷いながら
そっといった

街の灯り ちらちら
あれは何を ささやく
愛が一つ めばえそうな
胸がはずむ時よ

好きな唄を 耳のそばで
君のために 低く歌い
あまい涙 さそいながら
そして待った

街の灯り ちらちら
あれは 何をささやく
愛が一つ めばえそうな
胸がはずむ時よ
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