命炎

愛の深さと くらべたら
浅いものです この海は
義理のためなら 女も捨てる
情(じょう)なしあんたに 惚れとおす
抱かれて炎(ひ)となる 波涛(なみ)となる
女ひとすじ あぁ…命がけ

くれと言うなら なにもかも
みんな預けて ついてゆく
修羅(しゅら)も苦労も あんたとひとつ
地の果て 地の底 どこまでも
抱かれて炎となる 風となる
女ひとすじ あぁ…命がけ

好きになったら ただ一途(いちず)
尽くしぬくのが 女(ひと)の道
死ぬも生きるも 嵐の海も
笑顔で越えます 忍びます
抱かれて炎となる 華となる
女ひとすじ あぁ…命がけ
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