もう一度…子守歌

北向きの
枕で両手を 胸に組み
そっとほほえみ 浮かべてる
いつまで寝てるの お母さん
目を覚ましてよ お母さん…
背中で聞いた あの子守歌
歌って欲しい もう一度

ケイタイが
今でもつながる ベルの音
起きて来そうな お母さん
あなたの代わりは ありません
亡(な)くした後で 気づくとは…
疲れた時は 肩をたたいて
喜ぶ顔が 見たかった

白い布
はずして欲しいと 困らせる
年端(としは)行かない 娘です
わがまま気ままで 母さんを
私もきっと 困らせた…
子供を授(も)って 初めて知った
大きな愛を ありがとう
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