夏のページ

駅の階段から 私の髪を
やさしく包む潮風 あの夏の色
白く光る雲 ほほ笑む陽刺し
海岸回る バスの窓 あの日の二人

忘れ得ぬ 夏のページ
一つずつ たどれば
風景は もの言わず 流れて消える
今は帰れない 遠い愛の影

遠く光る波に さよなら告げて
まぶしすぎた口づけを みつめる私

忘れ得ぬ 夏のページ
一つずつ たどれば
泣いていた わがままな私がみえる
今は思い出の まぶしい愛の色

忘れ得ぬ 夏のページ
一つずつ たどれば
風景は もの言わず 流れて消える
今は帰れない 遠い愛の影
今は帰れない 遠い愛の影
今は思い出の まぶしい愛の色
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