夜空にのびをして

みんながたよってる 街のとても大きな木は
雪の布団くるまれて 気持ちよく眠ってるようね
部屋にある暖炉 まるで君のように熱く
悩みなんか1ミリさえも 見せないんだね

がんばる君はキレイだけど よけいに心配だよ

扉をあけ空気を入れかえ
炎に照らして 自分の影確かめてね
今日は何にも言わずにゆっくり
夜空にのびをして眠ってね

「大丈夫 私」という君の笑顔見て
「そうみたいね」と口からこぼれてしまうこと悲しい
貯金箱にもう 入りきれないくらいの
傷をもっていることはよく知ってるんだよ

無理する君はキレイだけど よけいに心配だよ

扉をあけ空気を入れかえ
涙腺のふたが見つからないくらい泣いて
はずかしがることではないから
明日の河を今 作るため

扉をあけ空気を入れかえ
炎に照らして 自分の影確かめてね
今日は何にも言わずにゆっくり
夜空にのびをして眠ってね
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