押し花

夕暮れの オレンジ色の街を 人が行き交う
懐かしい匂いがした 君と同じ匂いがした
僕は思わず振り返って 君を思い出してた
甘い花の香りが 君に似合ってた

好きという事と 一緒にいる事は
ある時 正反対の場所にある

広い世界で 君と出会えた事
いつまでも いつまでも 綺麗な 僕の押し花

もう枯れてしまった花は 元には戻れない
それなら綺麗なままで 押し花にしてしまおう

君は綺麗で あの頃の あの時のままで
僕の心の中で 咲き続けている

君がいなくなって 探し続けた日もあるけど
二人の日々が嘘じゃない事 僕は知っているから

広い世界で 君と愛し合えた事
いつまでも いつまでも 綺麗な 僕の押し花
×