風の唄

無理して 泣き止むことない
果てのない悲しみなんかないよ
あふれてゆく想いが もう
いいと言うときまで 付き合おう

止まらない鼓動にただ 心ごとあずけて

明日 きっと僕たちは風になる
じっと止まってた時間を裂いて
きっと 何もかも吹き飛ばす
黒い雲も 暗い胸も
突き抜けてゆくから

その涙が流れ落ちる
横顔が 静かに 陽に照らされ
何も言わず そばで見てた
いつか また 笑顔になれるだろう

押し込めた感情を いま そっと はなして

明日 きっと僕たちは風になる
じっと止まってた気持ちを抱いて
やっと 思い通り吹き荒れる
長い雨も 終わらすほど
強く 強く 遠く

そして きっと僕たちは風になる
ぱっとひらいてく 季節をまとい
もっと 華やかに吹き抜ける
枯れた花も 散った夢も
舞い躍らせながら
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