Holiday

或る晴れた日曜日 そっとこの手を繋いで
君が優しく微笑うなら それ以上 僕はもう何もいらない

泣き出しそうな空の下 旅に出た人は誰
時は過ぎ この街も変わってく
始まりそうで 消えなくて なくしたくもないもの
心から心へと うつっていく

結局はいつか戻ってしまうとしても
ここじゃない景色見てみたいから 回れ観覧車

僕らしく生きている今日に 意味なんてないように
また新しい悲しみに出会ったとしても

或る雨の金曜日 きっと傷つけた明日
そこに答えはないこと わかってた だからもう嘘などいらない

黙ればきっと届いた 不器用な想いたちを
もう一度 手のひらにすくった日

予感を抱えた痛み またいつかね
身に憶えのない行き先でも 走り出す列車

君の好きな歌 今日だって心に響いて
ありふれたこんな景色にある光と影
君の人生の休日に なれるならいいけど
たとえそばにいられない日が来ても 明日を選んでね

その声は いつだって 大事な人の胸の中
居座って 消えようとしない
手を振って もう昨日じゃない
(明日だけに 愛の歌よ 響いて)

数えきれぬ後悔も越えて 辿り着いた日々で
終わりのない悲しみに気付いたとしても
或る晴れた日曜日 そっとこの手を繋いで
君が優しく微笑うなら それ以上 僕はもう何もいらない
(明日だけに 愛の歌よ 響いて)
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