天使の落書

風の街路樹
人混みが
急にどこかへ消えてく
背中にふれる
長い指
鼓動だけが聞こえるの

ずっと前に夢に出てきた
あなたを気にしていた
今気づいたLove Sick

笑わないでね
そう 涙は
天使が描いた落書

友達のままいられたら
痛みも知らずにいた
でもあなたが好き
揺れる前髪
透きとおる瞳 何故
見つめてるの
いそぐ胸を止めて…

背中の羽を探してくれた
その手が私を変えるの

ずっと前に夢に出てきた
あなたが ここに居るの
ふるえる手の中に
振り返れば動き出す街
こんなに傷つく程
きれいだったなんて…
×