長崎の恋は哀しくて

雨の涙を かみしめて
生きるおんなの かなしさよ
愛する人に 背かれた
港のブイの 灯が赤い
長崎の 長崎の 恋は哀しくて

船の汽笛が さみしさが
しみる坂みち 石だたみ
小指に巻いた 黒髪に
エリカの花が また匂う
長崎の 長崎の 恋は哀しくて

つらい仕打ちを 恨むほど
心がもえて ならないの
かなしみばかり 錆ついた
錨を抱いて みたくなる
長崎の 長崎の 恋は哀しくて
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