暗中浪漫

あてがわれた色に棲む艶違い
斉一なれ俯角深く結して翔ぶ様に

生き継ぐまま身を寄せ場面送り
根も葉もなく抱き受けた笑み調べ

君に咲く降り頻る礫 途方の遥かで否応なき再燃
やがて遭う忌み知れず肯定し暫定し

尾を振り転座 好尚スキップ
縋る多の目と手に果て 願い詠う疑凡処律
描き鳴く冒頭エンド 暗中浪漫浪漫浪漫
延々スリップ

飽けるまで夢に魅酔う責めて
音ずれた夜を音無しく浚って
何時になく完璧を制定し断定し
×