voice

澄みきった 青に飛行船 泳いでいく
いつ振りだろう こんな気持ちで 空見上げるの
丘の上 飛ばしてみせた シャボン玉
七色に笑う 君の声が そばではじける

いつも通り話してくれる 優しさが嬉しいよ
僕を励ますため こんな場所まで 連れ出してくれた

あのね 君の声は 魔法みたいな響き
知らない間に 胸の奥 しみ込んで行く
返しても返しきれない“ありがとう”は
いま世界の色たちを 輝かせ はじける

暗闇をじっと見ていても きりがなくて
ひとりでいたら 僕はきっと 沈んでしまうけど
暗闇を見ていたからこそ 傍にあった
微かな光に 出会うことが出来たんだ

周りの全てが敵だと 勘違いしそうなとき
こんな近くに 味方がいること 気づかせてくれた

あのね 君の声が 光をくれたように
僕の声が 君のこと照らせたらいいな
返しても返しきれない“ありがとう”は
いま世界を幾重にも 輝かせ はじける

自分は不幸せな境遇だと
思い込んでいたのはこうして
想ってくれている人がいる
“幸せ”のこと 見落としていたから

もう大丈夫だよ 君がいつもいてくれるから
シャボン玉はいま 空高く揺れて 頼りないけど 眩しくて

となりで 君の声が 希望をくれたように
僕の声は 君の力になりたいと震える
返しても返しきれない“ありがとう”は
いま世界の色たちを 輝かせ
人を想う気持ちで カラフルに はじけて 広がる
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