風のうた

交差点 人波
かき分け辿り着いたよ
駅のホームでひとり
最終列車を待つ

元気なくして しょげてた わたしにね
きみがうたってくれた あの歌は
どこにいても 口ずさめることを
思い出せて よかったよ
もう だいじょうぶ

光の雨が降る
想いは 気が付くと
自由な風になって
ふんわり飛んでゆく

信じることを 戸惑うわたしにね
きみがうたってくれた 風のうた
どこにいても この胸に響くよ
きみが そばに いてくれる
そう 信じたから

光の虹が立つ

夢と現を 彷徨う わたしにね
きみの声が響くよ どんな時も
どこにいても ここから はじめてを
始められる さぁ おいで
目醒めようよ

分岐点でひとり
夜明けを待ってみる
始発便で帰ろう
朝日を浴びながら

時に羽根を休めて
天使も夢をみる
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