YOU

クラスの仲間より
大人に見えた君が
ひとりで放課後に
口ずさんでいた

自由な旋律に
居場所を見いだす君の
素顔をかいま見て
胸がキュンとなる

君が歌ってた
歌が好きだった
時を止めたように
今も響いてる

ひとりでいることを
君が望めば誰も
傷つけやしないし
ケンカもないけど

だけど 愛される
こともないんだよ
君を抱きしめる
腕も届けない

どうしたら 近づける?
守られたい君のこころへ
届くのならば
この身にかえても守るよ

君が好きだった
ずっと好きだった
時を止めたって
きもち止まらない
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