眠りにつく頃

はしゃいでた
横顔も ほら
いつか
疲れて すっと
眠りにつく頃

暮れる陽に
出会う思いは今日も
今でもずっと
静かにあるもの

駆け足で
過ぎる季節を全部
捕まえたくって
息を切らして

見渡した
町はやさしい
いつも
顔を上げなくちゃ
笑われちゃうから

代わりのない
愛おしく
広がり出す世界
形のない
柔らかな
気持ちになる

はしゃいでた
横顔も ほら
いつか
疲れて すっと
眠りにつく頃
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