素足のボレロ

突然 嘘つきな風が吹く
そのくちびるかみしめてる
長い積み重ねの思い出がよぎったでしょう きっと

このわずかな舞台にようやく
たどりついてラストが来る
はき慣れた傷だらけの靴を放りなげて泣いた

貴方はビロートのシンフォニー 私はずっとそばにいる
貴方は待ちわびたオーロラ 私はずっとここにいる

ほんのボタンのかけちがいで
その記憶を出しきれない
だけどみんながうらやむほどの愛のうたも聞ける

貴方は瑠璃色のスケルツォ 私のこころは止まない
貴方はやすらぎのサンライズ 私はまぶしく見上げる

忘れられず 何度もくり返す
甘い明日も にがい明日も越える時まで

私は貴方と生きてく せつないボレロのように
私は貴方と歩く漂 うボレロのように

貴方はビロードのシンフォニー 私はずっとそばにいる
貴方は待ちわびたオーロラ 私はずっとここにいる
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