合歓の孤悲

あなたに逢いたい 全て捨てて
百年過ぎても 尽きせぬ願いよ
あ~ 一番好きだった男(ひと)
青春の溢れる想い出
あ~ 退屈な人生は欲しくない
ときめきたいの 輝きたいの 朝、昼、夜と
いつも女は満たされたいの
薄紅色の花 合歓(ねむ)の花陰(はなかげ)

ドキドキするよな 男(ひと)ではないが
静かに流れる 日常(くらし)が愛しい
あ~ 二番に好きだった人
結ばれて女は幸福(しあわせ)
あ~ 美しい人生は欲しくない
何か足りない 何かが欲しい 昨日、今日、明日
震える愛よ 眩しい恋よ
薄紫の花 藤の花房(はなぶさ)

あ~ 退屈な人生は欲しくない
ときめきたいの 輝きたいの 朝、昼、夜と
戸惑う心 何処(どこ)に誘(いざな)う
薄紅色の花 合歓(ねむ)の孤悲唄(こいうた)
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