白黒

もうすぐ灯りが見える
僕の国の滑走路
忘れてしまうだろうか
甘すぎるペーパーカップのカフェオレ

たたずむ僕の街 何もなかったように
二人はさっきから黙っている
デタラメな街並みが 無表情に笑う
夕べまでの色はモノトーン

さよなら 愛しい日々よ
甘いカフェオレ 刺さるように冷たい風
白い息をしてるマンホール
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