SHE SAID...

いつもと同じ朝 隣にいるはずの君がいなくて
初めは何か急な用でもできたのかなって思ってた
そのうち声がするさ それともドアを開けて笑って
「もう起きてたの」なんてことになるはずさって思ってた
でも喧嘩をしてそのままのことや
初めて会った頃の口ぐせを なんとなく思い出してもいた

SHE SAID さよならなんて言わずに消えるわ
夢みたいに思い出だけ胸にしまって
心が冷める前に 貴方を嫌いになる前に

冷たい静かな朝 いくら探しても君はいなくて
夢中で探す理由を悔やんでた 祈りながら
やがて諦めて 手紙とか留守番電話にとか
なにか君が残した手がかりを探しながら
約束したのに守ってないことや 楽しみにしてたのに忘れてるプレゼント
いくつも思い出してた

SHE SAID さよならなんて言わずに消えるわ
夢みたいに思い出だけ胸にしまって
二人が冷える前に 心に冬が来る前に

取り残された朝 思いつくことはもう何もなくて
待つことしかできない辛さを知らされてた
初めてだよ 君は何もしなくていいと いつでも待っていてくれればいいと
そう信じていた それが男と女って思ってた
でも何かに自信が持てない時だけ
一緒に悩んで欲しい時だけ思い出すなんてわがままだね

SHE SAID 恋したこと忘れてから愛してると気づくのなら
はやく忘れて そして気づいて
愛してくれるきっと 貴方は貴方だけはきっと
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