公園

やわらかい唇を指でふさいで
真夜中の公園へ忍び込むのよ
遠くでクラクションが響いていたっけ
笑い声がこぼれる 春の月はおぼろ

誰にもわけてあげないもの 君にはわけてあげられる
忘れないでいて すぐに忘れて
どっちが嘘で本当だろう

静かな海のように君は波打っていた
私は魚のように泳げる気がした
このまま目を閉じれば眠ってしまいそう
全て見逃したくはないわ でもそれもいいわ

誰からも隠していたこと 君には見せてあげられる
風下に立って受けとめて
私はどこまで本気なんだろう

もうすぐ二人に朝が来て
魔法はとけてしまうだろうか
忘れないでいて すぐに忘れて
どっちが嘘で本当だろう
×