夕方の歌

こずえは そっとゆれていて
夕陽じゃ 山をそめていて
だれかが 口笛ならしてる
おいで 子山羊
もう かえろうよ
あの みどりのもみの下へ

かねのね 遠くきえてゆき
星は 谷をてらしてる
よつゆは こみちで光りだす
おいで 子山羊
もう かえろうよ
あの あかりの見える窓へ
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