追憶の風

追憶の風 窓を打つ
何時しか 霞んでしまった夜に 似て

二度と咲かない 碧い花
まっすぐに見れない あの日の僕

そう風が 運んだ 高鳴る鼓動
冷たい そう風が 気づかせたよ

奪えない君を 透ける様な胸を
そう風が 運んだ 髪の匂いよ

同じ歩幅で 歩いていたはずの二人
何時しか 互いの夢の中
振り返る事も 恐れもしないまま
あとにしたあの街

そう風が 運んだ セツナイ夜

奪いたい君を 星空の全てを

そう風が 運んだ 変わらぬ夜は

もう一度 逢いたい 碧い瞳よ
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