FIRST OF SEPTEMBER −空色のバス−

防波堤へと
夕凪ぎの風が吹けば
旅立つ君さ

陽炎の道
空色のバスが来るよ
君をさらうように

誰れと結ばれても
今日まで僕に運んだ優しさ
悔まないで あの季節 誇りにして

FIRST OF SEPTEMBER
抱いたら つま先 震わせたね
泣きながら
その涙を ひとつも残らず
勇気に さぁはやく 変えるのさ

もうさよならの波音に
耳をすまし
見送るけれど

君が選んだ
愛をただ責めたあの日
今は嘘のようさ

指を手離したら
空色のバスが二人の青春
断ち切るように そのドアを閉ざしてゆく

FIRST OF SEPTEMBER
見上げる僕へと
小さく手を振った君
その笑顔が窓越しかすかに
明日に向かう顔に 見えたのさ

FIRST OF SEPTEMBER
抱いたら つま先 震わせたね
泣きながら
その涙を ひとつも残らず
勇気に さぁはやく 変えるのさ
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