男の花吹雪

酒は苦くて 身に沁みて
呟くように 故郷の歌
女嫌いが はじめて惚れた
男はひとつの 恋に死ぬ
あゝ花吹雪 花吹雪
夢のかけらが 散るような

花は咲くより 散るときに
生命の炎 燃えさかる
愛しながらも 断ち切る恋に
男の意地が 身を焦がす
あゝ花吹雪 花吹雪
俺の涙に 似たような

ひとり旅する 辛さより
男の道の きびしさよ
恋は捨てても 明日の夢に
男は人生 賭けてみる
あゝ花吹雪 花吹雪
俺の希望が 舞うような
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