雨上がりの道 背伸びした小さな花が
空き地の片隅 精一杯に咲く 濡れた花びら宝石

生きる辛さを思い知る瞬間(とき)
絶望に夢は砕かれる
その花は語った 包み込むように

雨が降ったら 乾いた声潤して歌をうたおう
痛みを知った誰もが 心の空で虹を翔るような
笑顔を見せて…

重い灰色の雲の上に広がってる
真っ青な空はどんな時だって 変わらないで待ってるよ

哀しみの果て 辿り着く場所
幸せの種は待っている
太陽に向かって ただひたすらに

嵐が来たら 流れる風に揺られて身をまかせよう
涙の跡が消えたら 心の空に虹を描き始めて
七色の夢…

雲の晴れ間から少しだけ覗く青空を信じる 嵐の軌跡

雨が降っても 世界はあの花のように輝く宝石
顔をあげれば 東の空に大きな虹が架かっていた
明日は晴れる…
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