瀬戸内かおる作詞の歌詞一覧リスト  43曲中 1-43曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
大阪とおり雨角川博角川博瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりおあなたの後を 追えないで そっと見送る 傘の中 ついてゆけない ゆけない… 理由(わけ)など聞かないで 夜の堂島 潤む灯よ 濡れて大阪 泣いて大阪 大阪とおり雨  行き交う人の 人混みで 隠れ泣きする 御堂筋 雨が散らした 散らした… 儚い夢でした 二度とあの日に 戻れない 濡れて大阪 泣いて大阪 涙のとおり雨  思い出ばかり 滲む街 グラス重ねた 北新地 逢いに来ないで 来ないで… 理由など聞かないで 決めた心が また揺れる 濡れて大阪 泣いて大阪 大阪とおり雨
男のみれん千葉一夫千葉一夫瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりお港しぐれが 降る夜は 遠いお前の横顔 泣き顔思い出す 涙ぐらしを させたね 俺のわがまま 身勝手さ 夜更け寂しい こんな夜は 酒に詫びてる 男のみれん  北のはずれの 港町 頬を切るよな冷たい 凍てつく風が吹く ひとり泣きして いないか うすいお前の その肩を 抱いてやりたい こんな夜は 酒の苦さは 男のみれん  手書き便箋 ひと文字も 残せないまま 北行き 列車に飛び乗った すがるお前の その目が 今も心を 離れない 港灯りが しみる夜は 酒に詫びてる 男のみれん
連理の花千葉一夫千葉一夫瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりおついておいでよ はぐれぬように 過ぎた昨日は 振り向かないで 日暮れ淋しい 北風道を ひとり歩いて 来たんだね 今日を限りに 泣かせはしない ふたり咲かそう 連理の花を  薄い日差しの この街だけど ここで暮らすと つぶやくおまえ 俺とおまえは ふたりでひとり 何も言うなよ 目でわかる 同じ傷みを 分け合いながら 花を咲かそう 連理の枝に  雨の降る日は 相合傘で 晴れを待とうよ 肩寄せ合って 雨も上がれば 七色虹が 明日の倖せ つれてくる 心ひとつに 想いをかさね ふたり咲かそう 連理の花を
浮草の舟岩本公水岩本公水瀬戸内かおる岸本健介南郷達也つなぐ手と手に 温もりあれば どんな波風 吹こうとも ついてゆきます ついてゆく 寒い夜空の 星だって いつか希望の 星になる あなたと流れる 浮草の舟  雲の切れ間に 日差しがのぞく そうと信じて 春を待つ 向かい風でも いいんです そばにあなたが いればいい 明日(あす)は背中(せ)を押す 風になる ふたりで流れる 浮草の舟  何がこの先 待ち受けようと 俺のみちづれ おまえだけ 言って私の 肩を抱く そんなあなたに 寄り添って 夢の岸辺に いつの日か あなたと着きたい 浮草の舟
海峡の雪夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明私の夢が 消えてゆく 船の明かりも 波に消えてゆく ひとり海峡 見送る寂しさを 知っているのか 濡れかもめ 愛の深さに 哭くばかり 心に吹き込む 風が‥雪になる  ひとりの冬は 寒すぎる 想い届かぬ 北の港町 息を吹きかけ 両手をかざしても 燃やす暖炉の 頼りなさ 雪が深々 降るばかり 海峡岬は 今日も‥冬の色  あなた私の 命の恋塒(ねぐら) 飛んでゆきたい ゆかれない 追ってゆけない 波の果て 翼も涙も 凍る‥雪の海
なさけ舟唄岩本公水岩本公水瀬戸内かおる岸本健介竹内弘一ゆらり流れる 川もある 石ころばかりの 川もある こんな小さな 舟だけど 流れてゆきます ふたりして 命つないだ 舫(もや)い舟 絆結んで なさけ舟唄  桜舞い散る 川もある 木枯らし泣いてる 川もある 悔いはしません 悔やまない あなたがいるから 辛くない 夢の水棹(みざお)に 手を添えて 心重ねて なさけ舟唄  瀬音やさしい 川もある 深くて淀(よど)んだ 川もある 木(こ)の葉みたいな 舟だけど あなたとふたりで どこまでも 水に浮かべた 花のよに 明日(あす)へ流れる なさけ舟唄
VIVA VIVA 演歌岩本公水岩本公水瀬戸内かおる岸本健介竹内弘一聴いてください このひと節を 夢と希望を お届けします 愚痴をこぼせば きりないこの世 後ろ振り向きゃ 夢がない VIVA VIVA 演歌 VIVA VIVA 演歌 VIVA 演歌 演歌(うた)があるから 頑張れる ガンバれる  雨に打たれて 草木も伸びる 苦労しなけりゃ 明日は来ない 涙ふり捨て 歩いて行こう 雨が上がれば 虹も出る VIVA VIVA 演歌 VIVA VIVA 演歌 VIVA 演歌 演歌があるから 頑張れる ガンバれる  生きてゆくのは しんどいけれど ここが我慢の しどころですよ 歌で繋がる 心と心 そうよ絆を 大切に VIVA VIVA 演歌 VIVA VIVA 演歌 VIVA 演歌 演歌があるから 頑張れる ガンバれる
天草ひとり夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりお想い出ばかり 訪ねる旅は 今日で終わりに 終わりにします 島を繋いだ 五橋の空を 鴎一羽が 啼いて飛ぶ まるで私の 寂しさ知って 泣いてくれてる 天草ひとり  両手に余る 幸せくれた 数えきれない 優しさくれた そんなあなたは 添えない人と 言って聞かせた 旅なのに 今もあなたを また恋しがる なみだ旅です 天草ひとり  寄せくる波よ 哀しみつれて 沖へ流して 流してほしい 弱い私を 叱ってくれる 﨑津教会 鐘の音 未練ごころを 波間に捨てて 帰る潮路は 天草ひとり
雨の堂島川岩本公水岩本公水瀬戸内かおる岸本健介前田俊明傘を持つ手の 袂(たもと)を濡らす 雨は涙の みれん糸 夜の大阪 堂島川に 捨てて流した 恋なのに なんで今夜も 私を泣かす 降る雨に しのび泣く おんな傘  羽根を濡らした 堂島すずめ 飛んでゆけない 向こう岸 追えば逃げてく しあわせばかり 雨の向こうに 消えてゆく 想慕(おもい)はかない 恋はうたかた 降りしきる 雨に泣く 涙傘  ネオン浮かべた 涙の川は みれん心の 水鏡 濡れて大阪 八百八橋 渡り切れない 渡れない 傘の重さに 今夜も泣いて 独りきり 帰ります おんな傘
しぐれ舟岩本公水岩本公水瀬戸内かおる岸本健介丸山雅仁思い切る瀬を 夜雨がたたく そうよ今夜も 雨降りやまず 恋の名残りを 惜しむよに 胸に 胸に もどり雨 濡れて流れる 流れる舟は おんな哀しい しぐれ舟  雨がさえぎる 叶わぬ恋よ たどり着けない あなたの岸辺 川は水かさ 増すばかり なんで なんで じゃまをする 揺れて漂う 漂う舟は なさけ流離(さすら)う しぐれ舟  みれん思い出 涙を乗せて 明日(あす)は何処(いずこ)か 流れるままに あなた優しさ くれた街 遠く 遠く なるばかり 夢に零(こぼ)れた 零れた舟は おんなひとりの しぐれ舟
対馬情歌岩本公水岩本公水瀬戸内かおる岸本健介丸山雅仁島のあいだを 吹き抜ける 風が時化(しけ)を呼ぶ 沖は逆巻く 波やろうね あんた案じて 浜に出る 対馬海峡 船を出しゃ 命捨て身で かからんと 波に呑まれて 砕け散る 負けんとよ 負けんとね  風がおさまりゃヨー あんたは帰る 無事を願って 朝を待ちゃ 遠い島影 船灯(ふなあか)り ハァ ヨイサ ハァ ヨイセ  陸(おか)に上がれば ほろ酔いで 五合徳利(ごんごうどっくり)を 日がな一日 枕して ごろ寝うたた寝 舟を漕ぐ 対馬海峡 網を捲(ま)きゃ きりり男の 顔になる そんなあんたに 惚れちょったい 負けんとよ 負けんとね  対馬海峡 荒波を どんと乗り越え 舵をきる あんたその腕 見せんばね 負けんとよ 負けんとね
あじさい雨情~令和版夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介紫色に 染めながら 何度も色を 変えて行く こんな小さな 花びらだって 雨の重さに 耐えて咲く あじさいは あじさいは まるでおまえの ようだねと 微笑(わら)うあなたが そばにいる  ひと雨ごとに 色をつけ ひと雨ごとに 散ってゆく そんな儚い 運命(さだめ)でいても そうよけなげに 咲いている あじさいは あじさいは あなた好きだと 言った花 散らしたくない わたしです  色鮮やかに ひそやかに 生命(いのち)を萌やし 雨に咲く こころ重ねて 寄り添いながら 空に向かって 凛(りん)と咲く あじさいは あじさいは 明日の幸せ 運ぶ花 夢を叶えて くれる花
木曽の雨夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明深山しぐれが 霙に変わり 秋の終わりを 知らせます 恋の忘れ路 ひとりの旅路 あなた忘れの 旅なのに 今も 今も 心が揺れる なんで泣かせる みれんの木曽の雨  バスを乗り継ぎ 山合の町 今日の泊りは 馬籠宿 格子造りの 家並が続く 雨の坂道 石畳 ひとり ひとり 思い出ばかり 濡れて哀しい みれんの木曽の雨  雨にけむった 木曽川沿いに 点(とも)る灯影(ほかげ)の たよりなさ 人の情けが 恋しい夜は 宿の女将の 優しさに ほろり 涙 涙が染みる 心濡らすな みれんの木曽の雨
おんな望郷歌夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明声も 声も ちぎれて凍る 十三(とさ)の湊(みなと)は 雪また雪ん中 親にはぐれて 幾冬越えた 破れ三味線 流れ旅 よされ…よされ 撥(ばち)が哭く 風に追われて アンア… おんなの望郷歌  夢を 夢を 探してみても 行く手遮(さえぎ)る 地吹雪雪あらし 痛む指先 かじかむ心 息を吹きかけ 春を待つ よされ…よされ 空が哭く 思い届けよ アンア… おんなの望郷歌  窓に 窓に 明かりが点(とも)りゃ ひとりさすらう この身が辛すぎる こんな運命(さだめ)を 恨むじゃないと 胸に聞こえる 母の声 よされ…よされ 山が哭く 津軽恋しや アンア… おんなの望郷歌
金沢しぐれ夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明めぐり逢わせの この恋を めぐる季節が 引き離す 面影(かげ)を映して 暮れなずむ 犀川に… 雨が散らした 春紅葉 涙を誘うな 金沢しぐれ  ふたり歩いた 片町を そぞろ歩けば 思い出す 遠いあの日の 優しさに 泣けてくる… 今は淋しい ひとり傘 思い出濡らすな 金沢しぐれ  紅(べん)がら格子のこぼれ灯が 揺れる心を 染めてゆく 傘をかしげて 見上げれば しぐれ月… 泣いているよに 濡れそぼる あなたが恋しい 金沢しぐれ
眉山の雨夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明雲間隠れの 十六夜月が 泣いているよに 雨を呼ぶ 捨てたつもりの 恋なのに なんであの人 待ちわびる 泣かせないでね 眉山の雨よ  肌に冷たい 秋風そよぎ 浴衣たためば 涙雨 今もあなたを 信じたい 紅の一筆 忘れない 泣かせないでね 眉山の雨よ  夢のあとさき 浮かべて今日も ゆらり流れる 吉野川 水に漂う 遠い日の 愛の名残を 惜しむよに 夏がゆきます 眉山はしぐれ
雪舞い桜夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明愛の行方を たずねてみても 思い叶わぬ さだめの恋よ はらはら舞い散る 桜のように 雪が夜空に 舞うばかり 遠いあなたを 追わないで… 風に散りゆく 雪舞い桜  夜の帳(とばり)に 小雪をはらう 傘の音にも 胸(こころ)が騒ぐ ゆらゆら面影 涙で滲む つのる慕(おも)いは 誰のせい 来ないあなたを 待ちわびる おんな哀しい 雪舞い桜  萌えてひと夜の 桜となって そっと抱かれた あの日の夢よ はらはら泣いても すがれぬ恋に みれん心が 咽(な)くばかり 恋が散る散る 桜(はな)のよに 咲いて消えゆく 雪舞い桜
夜鳴く…かもめ夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明うしろ髪ひく 最終汽笛 あなた港に わたしは船に 暗い波間の 灯台灯り 明日の行方を 照らしてよ みれん心に 振り返りゃ 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ  誰に想いを 寄せては返す 波の音さえ わたしを泣かす 好きなだけでは 添えない恋と そっと身を引く 北航路 冬の名残りか 雪になる 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ  襟に吹き込む 冷たい風が 肌を射すよに この身に沁みる 凍えそうです ひとりの潮路 心細さに 震えます 決めたこころが また揺れる 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ
浮草ふたりづれ夏木綾子・葡萄園玉助夏木綾子・葡萄園玉助瀬戸内かおる岸本健介前田俊明酔ったふりして おまえをそっと 抱けば折れそな うすい肩 悔いはしません あなたに逢えて つらくないかい 私大丈夫 こころひとつに 寄り添いながら どこへ 流れる 浮草ふたりづれ  過ぎた昨日は 振り向かないと おまえ小さく 微笑んだ 北の夜風が 水面を揺らす 寒くないかい 私大丈夫 思い重ねて いたわりあって 今日も 流れる 浮草ふたりづれ  生まれ育ちは 違っていても どこか身の上 似たふたり 遠い灯りは しあわせ灯り 俺でいいのか 私大丈夫 夢と言う名の 岸辺を探し 明日へ 流れる 浮草ふたりづれ
雨がたり夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明しのび降るよな 夜雨がポツリ 軒を伝って こぼれます おんな心の 涙でしょうか 窓の向こうの 小走り姿 追えば空似の うしろ影 雨よ… 雨々 もう泣かさないで  二度と泣かない つもりで飲んだ にがいお酒が また泣かす 夢をひとりで 見るのはつらい なんで今夜も 思い出連れて 会いに来るのよ 夢にまで 雨よ… 雨々 もう泣かさないで  別れせつない 名残りの雨に 濡れて重たい ひとり傘 薄い縁と あきらめましょか そっとつぶやく おんなの胸に 降るはみれんの 路地しぐれ 雨よ… 雨々 もう泣かさないで
淡墨桜夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明明日のゆくえが 見えなくたって ついてゆきたい ひそやかに 花の命を 惜しむよに そっといたわる 仕草にも あなたの愛が あふれます 夢を重ねる 淡墨桜  冬の寒さに 凍てつく蕾 愛が宿れば うす紅に 抱いてください この世では 叶うことない 隠れ恋 あなたの胸で 咲かせたい 花は儚い 淡墨桜  白く花びら 色づけながら なんで染めゆく 桜花 春を待ち侘び 春に咲き 春を急いで 散ろうとも あなたの傍に 寄り添って 散って悔いない 淡墨桜
桜橋夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明桜舞い散る この橋を 誰が名づけた 桜橋 幸せ薄い わたしにも 春の知らせが 肩に舞う 明日に希望(のぞみ)の 夢桜 決めた人です この人と生きる  会えてよかった この人に 胸に陽だまり くれました ふたりの春は 遠いけど 冬の寒さに 耐えてこそ 枝はきれいな 花咲かす 決めた人です この人と生きる  雨が上がれば 降り止めば 桜橋(はし)の向こうに 虹が立つ あせらず一歩 また一歩 回り道でも 夢がある 橋を渡れば 桜(はな)吹雪 決めた人です この人と生きる
ふたりの夢港夏木綾子・橘ゆうじ夏木綾子・橘ゆうじ瀬戸内かおる岸本健介前田俊明夜の瀬戸内 高松港 泣いているよな 港灯(ひ)がともる ふたり降り立つ 桟橋は 愛の… 愛の… 始発駅 今日からは ふたりだよ こころはひとつ おまえだけ あなただけ ふたりの港町  寒い北風 凍てつく道を 駆けて来たよな 細い肩 ここで生きると 決めました 夢を… 夢を… 重ねあい この港町(まち)で 出直そう あしたを信じ おまえだけ あなただけ ふたりの港町  日陰にそっと 咲く花が好き そんなお前が 愛しいよ 冬の向こうで 春の陽が きっと… きっと… 待っている この港町(まち)は 夢港 こころの港 おまえだけ あなただけ ふたりの港町
綾子のよさこい演歌夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明泣いて笑って 笑って泣いて 人の一生 一歩ずつ 山坂多い 人生だけど 焦らず挫けず 信じた道を 明日はそうよ いいことあるさ 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節  涙見せたら 苦労の甲斐が するりと昨日へ 逃げて行く ひと汗かいて ひと息入れりゃ 見上げる空には 希望の虹が 七色橋を 渡って行こう 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節  雨や嵐を 踏み越えながら 歩いて行こうよ また一歩 一人じゃないさ 淋しくないよ しあわせ願えば 来ますよきっと 人という字に 肩寄せ合って 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節
雪のれん夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明追って行きたい 行かれぬ理由(わけ)を 知って啼くのか ゆりかもめ 港明かりも 凍てつくほどに 北はしばれて 吹雪いて荒れる 雪のつぶてが みれんに絡む 女ひとりの 港の雪のれん  かもめ通りの 小さな店で いくつ季節を 変えたやら ひとりぼっちは 慣れっこだけど なんでこうまで 淋しくさせる ふらりも一度 のれんを分けて 笑顔見せてよ 港の雪のれん  春の知らせは まだまだ遠く 今日も朝から 外は雪 恨み言など あるはずもない 少しいい夢 見させてくれた ひとり今夜も 熱燗つけて 春を待ってる 港の雪のれん
寒椿夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介丸山雅仁窓を開ければ 深々と 夜の静寂(しじま)に しのび雪 いいのいいのよ いいのよあなた こぼれ散りゆく さだめでも 私… あなたの… 胸で咲きたい 寒椿  別れひと夜の なみだ宿 あなた優しく 抱きしめて これがふたりの 最後の旅と そっと抱かれた 雪の夜 朝よ… 来ないで… 咲いて哀しい 寒椿  春を知らずに 散ってゆく 花のいのちの 儚さよ 寒さこらえて 忍んでたえて 雪に隠れて 紅く咲く 私… 淋しい… 冬の花です 寒椿
雪花挽歌夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介丸山雅仁鞄ひとつで 降り立つ駅に ひとひらふたひら 雪の華 そっと差し出す てのひらで 淡く儚く 消えてゆく 二度と戻らぬ 恋ですか 雪が… 風に舞う 風に散る 雪花挽歌  夜行列車が 海沿いの駅 汽笛を鳴らして 入ります 浅い眠りを 揺り起こし 泣けとばかりに 闇で哭く あなた恋しい 北の宿 雪が… 窓に舞う 窓に散る 雪花挽歌  めくる暦は もう春なのに 私のこころは 冬の色 未練心を 責めるよに 肌を刺すよな 雪になる 寒さ凍える この胸に 雪が… 乱れ舞う 乱れ散る 雪花挽歌
博多雨夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明愛の絆の 結び目そっと あなたほどいて 消えた人 待つことだけしか 知らなくて つのる想いが 涙に変わる ほろり…泣かせる みれんしぐれか 博多雨  他の誰より 幸せそうに 影が寄り添う であい橋 思い出かさねた この街で いつかはぐれて ひとりのお酒 ほろり…こぼれる 吐息まじりの 博多雨  傘を斜めに 路地裏づたい ひとりしぐれて 帰ります 夜更けて淋しい こんな夜は 雨の向こうに あなたが滲む ほろり…泣かせる 中洲那珂川 博多雨
おんな雨夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明離さないでと 縋(すが)った夜を 思い出させる 今夜の雨は 涙まじりの 驟(はし)り雨 なんでこの胸 濡らすのよ はらはらと ほろほろと ひとり泣きする おんな雨  冬も間近と 駆け行く雨は 別れ涙の しずくでしょうか 夢を重ねる 人もなく 肩を寄せ合う 人もない はらはらと ほろほろと しのび泣きする おんな雨  恋の儚さ 脆(もろ)さに泣ける 夢をも一度 見せてよあなた 風の音にも 振り返る 雨の音にも 泣ける夜 はらはらと ほろほろと ひとり泣きする おんな雨
最北かもめ夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明沖に向って 小石を投げりゃ 憎さ恋しさ 寄せくる波よ 遠い島影 消えゆく船を 追って行けない もどかしさ 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ  鉛色した さいはて港 海に沈める 添えない恋よ 別れ桟橋 冷たい雨が 雨がいつしか 雪になる 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ  泣いてみたって 帰らぬ恋を 思い出させる 波また波よ 春は名ばかり 私の胸は 冬を越せない 冬どまり 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ
雪しぐれ夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる浜田清人前田俊明こころ細げに 雷鳥啼いて 朝を待てずに 深山へ帰る ふたり旅した おもいで宿は あゝ雨の中… ひとり寒々 目覚めれば 外は涙の 雪しぐれ  秋も深まり 色褪せながら 冬を迎える 山あいの宿 傘を差し掛け 寄り添いながら あゝ飛騨川に… あの日浮かべた 夢いくつ 外はみれんの 雪しぐれ  恋の悲しみ 逃れる旅は 明日も続いて 行くのでしょうか 昨夜続きの 冷たい雨が あゝ音もなく… 女ごころに 降りしきる 外は涙の 雪しぐれ
こころの海峡夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明声を殺して 哭く海鳥よ おまえもひとり 私もひとり 拗ねてはぐれた わけじゃない 夜の暗さが 恐かった あなた恋しい 港宿 灯りを下さい おんなの夢を こころの海峡  浅い眠りに 寝返り打てば 海鳴りさえも 泣くなと叱る 涙添い寝の ひとり宿 窓を開ければ 日本海 揺れる波間の 島灯り 優しさ下さい あの日のように こころの海峡  凍えそうです 私の胸は 吹雪の中を 流離う小舟 未練飛沫が 渦を巻く 添えぬ運命の 海峡を 渡りきれない 渡れない 教えて下さい 明日の行方 こころの海峡
ゆうすげ夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりお宵に密かに 想いを寄せて 誰のためだけ 咲くのでしょうか 今宵ひと夜に 命火を 萌やす花… ゆうすげは ゆうすげは 朝に散りゆく なみだ花  風の音にも 身を震わせて 朝が来ないで 欲しいと願う 愛を重ねた この恋を 散らす花… ゆうすげは ゆうすげは 明日に咲けない なみだ花  同じ夢みて 暮してみたい それもはかない おんなの夢よ なぜにそうまで 散り急ぐ 恋の花… ゆうすげは ゆうすげは 朝に消えゆく なみだ花
この手はなさず夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介あなたのあとから はぐれぬように ついてゆこうと 決めた恋 夢を見るのも ふたりです 涙こぼすも ふたりです 長い人生 道程(みちのり)を この手はなさず この手はなさず ついてゆく  明日(あした)の倖せ どこかにあるさ 探し続けて 行こうよと 言ったあなたの その言葉 何も言えずに 頷(うなづ)いた つらい昨日は 振り向かず この手はなさず この手はなさず ついてゆく  たとえば小さな この花だって そうよひたすら 生きている 明日(あす)はいいこと ありそうと 肩を抱かれて 泣いた夜 長い人生 道程(みちのり)を この手はなさず この手はなさず ついてゆく
夢見草夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明やっと見つけた 小さな暮らし 何があっても 守りたい 春の日向に 咲く花よりも そっと生きてる 草が好き 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草  上り下りも 石ころ道も つらくないのよ 一緒なら 繋ぐ手と手を 離さずあなた 越えて行きましょ ふたり坂 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草  今日は雨でも 明日は晴れる そうと信じて 歩きたい 雨に打たれて 根を張る草も 空を見上げて 晴れを待つ 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草
相生舟夏木綾子・高野けんじ夏木綾子・高野けんじ瀬戸内かおる岸本健介南郷達也苦労七坂 なみだ坂 遠い灯りが 道しるべ いいえあなたが 私にとって 灯りです そばにあなたが いればいい 揺られ揺られて 明日へ流れる おまえ あなた 相生舟  口に出せない 胸のうち 知って降るのか 冬しぐれ 冬の向こうの 陽だまり探し ふたりして 春へ漕ぎ出す 夢小舟 揺られ揺られて 今日も流れる おまえ あなた 相生舟  夢の水竿(みざお)に 手を添えて 俺を支えて くれるやつ 雨や嵐が 待ち受けようと どこまでも この手離さず ついて行く 揺られ揺られて 明日へ流れる おまえ あなた 相生舟
あじさい雨情夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明紫色に 染めながら 何度も色を 変えて行く こんな小さな 花びらだって 雨の重さに 耐えて咲く あじさいは あじさいは まるでおまえの ようだねと 微笑(わらう)あなたが そばにいる  ひと雨ごとに 色をつけ ひと雨ごとに 散って行く そんな儚い 運命(さだめ)でいても そうよけなげに 咲いている あじさいは あじさいは あなた好きだと 言った花 散らしたくない わたしです  どしゃ降り雨も 長雨も ふたりでいれば つらくない 心ひとつに あなたの胸で そっと今夜も 雨宿り あじさいは あじさいは 明日に希望(のぞみ)を くれる花 夢を咲かせて くれる花
ひとり日本海夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介泣き濡れて ひとり桟橋 あなた私が 見えますか 凍てつく風に 羽根震わせて 朝を待てずに 鳴くかもめ あゝあなた…あなた 寒いこの胸 抱きに来て ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル おんなひとりの 日本海  悲しみの 色に染まって 北の岬は 冬篭(ごも)り 浪打ち際に 咲く水仙は まるで私の ようですね あゝ愛が…愛が 風にまかれて 散り急ぐ ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル あなた恋しい 日本海  あの人と そうよふたりで いつか旅する はずでした はぐれてひとり 訪ねた港町(まち)は 哭けとばかりに 風が吹く あゝ明日は…明日は 私どの港町(まち) 辿り着く ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル おんなひとりの 日本海
春花しぐれ夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる浜田清人春よ春よ ふたりの春よ来い 寒い北風 飛んで行け 街の片隅 寄り添って ふたりあなたと 探します 何処にしあわせ かくれんぼ 肩に降れ降れ 春花しぐれ  いつかいつか ひだまり連れて来い 薄いひざしの この街に 明日のふたりを 気づかって 背なを後押す 春の風 そんな優しい 春が好き 肩に降れ降れ 春花しぐれ  夢が夢が ふたりにある限り 冬は必ず 春となる こんなつましい 窓辺にも 春の足音 聞こえます ついてゆきます 行かせてね 肩に降れ降れ 春花しぐれ
夜叉の河夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介闇を貫き 火柱が 夜空焦して 河となる 渡り切るには 橋がない 船を出すにも 櫂がない あゝここは情炎 恋地獄 炎渦巻く 恋の河 あゝ倫(みち)に背いた 報いなら 石の礫(つぶて)も 受けましょう それもいい それもいい 何処へ流れる 夜叉の河  明日がなくても いいのです あれば命を 惜しみます 恋の成就の からくりを 誰が操る 赤い糸 あゝあれは満天 星銀河 連れて行ってよ ついて行く あゝそれが叶わぬ 恋ならば 墜ちて行きましょう 何処までも それもいい それもいい ふたり流れる 夜叉の河  あゝあれは満天 星銀河 連れて行ってよ ついて行く あゝそれが叶わぬ 恋ならば 墜ちて行きましょう 何処までも それもいい それもいい ふたり流れる 夜叉の河
愛ふたりづれ夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介肩にかくれて 涕(な)いたらいいと そっと私を 抱いた人 つらい昨日は ふりむかないわ やっとあなたに 逢えました こんな私で いいですか 夢のつづきじゃ ないですね 愛はひとすじ あなたと生きる  俺のあとから はぐれぬように ついておいでと 涕(な)かす人 涕(な)いたおんなの 悲しい過去に 灯すやさしい 恋灯り あなた私の 道標 ついて行きます どこまでも 愛はひとすじ あなたと生きる  俺とこれから この先ずっと ふたり死ぬまで いっしょだよ そんな言葉に 涙がほろり 嬉し涙を 知りました つらい涙は 今日かぎり 捨ててあなたと ふたりづれ 愛はひとすじ あなたと生きる
忘れへん夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明あんたのことは 忘れんからね 何処で生きても 忘れへん うちもいろいろ 理由ありやから ついて行かれん 行かれへん 旅立ちの 身支度だけは うちのこの手で してあげる うしろなんか 振り向かず 歩き続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  あんたの声が あんたの歌が 深夜ラジオに 流れたら うちは泣かへん おんなやけど やっぱうちかて 泣くやろね  やさしさが 胸にあふれ来る そんなあんたの ラブソング 夢が叶う その日まで 唄い続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  やさしさが 胸にあふれ来る そんなあんたの ラブソング 夢が叶う その日まで 唄い続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい
晩愁海峡夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明冬の身支度 急かせるように 晩秋のしぐれが 港桟橋駆け抜ける すがる胸さえ… 別れ言葉も ないままに あなた海峡 波の上 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく  海は荒波 群れ飛ぶ鴎 北のはずれの 一夜泊まりの風港 ここで暮らすと… 云ったあの夜の 腕まくら 夢の破片が 波に散る 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく  恋は引き潮 慕いは満ちて 遠くなるほど あなた恋しさ増すばかり はるか海峡… 追って行きたい 行かれない 私悲しい 恋小舟 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく
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