My Love〜愛するというひそやかさ〜overture國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 川上明彦 | | どんな時も 愛が 出来ることを教える |
いまある勇気國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 西脇辰弥 | | 恋は去る時 いろんなこと がんばってと言った マグも 写真も 捨てるくらい嫌いたかった ダメね 気づくとぼんやり 楽しかったこと思いだしてしまう もう愛せないくせに いまある とても小さな勇気 散らかしてる部屋 見渡した つらがる気持ちの甘え しぼんでゆくバルーン いまいる 自分サイズの勇気 ヒザを抱いた手がほどけてく うれいにひたって ためた 洗濯するパワー出した ゴミを出したり そうじをして取り戻せるものは きれいな部屋と ちゃんとしてる自分なのかも 友達に電話をして 今夜街に出ようよと言えば わかる 心配させてゴメン いまある とてもリアルな勇気 つかまえたの もう離さない 現実から逃げる時 自分がイヤだもの いまいる はしゃぎすぎない元気 静かにきて 満たされてゆく 出逢いが私の恋を 揺らしにくる時のために 愛したひと あなたを なつかしがるのは しばらくヤメ 忘れないけど いまある とてもキレイな勇気 私はもう大丈夫だわ すべての 落ち込むひとが 立ち直るといいな いまいる 自分サイズの勇気 思い出には もう戻らない 忘れていたこの感じ 空腹感 急に来たの |
みみかきをしていると國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 亀井登志夫 | | みみかきをしていると なんだかぼんやりしちゃいます アタマの中の暗闇に 注意を集中させてるところ いまだけ私は誰でもないの みみかきをしていると なんだか宇宙を感じます 普通の日々の つかの間に はるかな場所への出口があるの いまだけ私は旅する意識 気持ちがいいの ドキドキするの 気持ちがいいの 時々目を閉じるの けがしないようにやりたいの 聞こえているのは 自分自身の なんて ひそやかな息づかい みみかきをしていると 忘れたなにかを思い出す むかし嫌いな おばさんに もらった人形を花壇に埋めた いますぐ誰かに叱られたいの 気持ちがいいの ドキドキするの 気持ちがいいの 指先 信じてるの やすらぎそうな刺激なの 誰ひとり電話かけてもこない そんなシンとした夜でした 気持ちがいいの ドキドキするの 気持ちがいいの 時々目を閉じるの お茶が静かにさめてくの 聞こえているのは いとおしいよな とても ひそやかな息づかい ひそやかな息づかい みみかきをしていると みみかきをしていると‥ |
夏の果て國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 中崎英也 | | Stay with Me ときめきが夏ならば Stay with Me やすらぎは10月の空 I just Kiss Your Face いつからか 緊張もとけて ありのままいる 二人 ボサボサの 髪をかくあなた 来て ベランダを すぎてゆく風が にぎやかに はしゃいでる 公園で サッカーをしてる 子供が見える 嫌われる不安は はじめの頃 なにしてても 私をつかまえてた Stay with Me 退屈がうれしくてキスした Stay with Me 大切に求め合えたら たどりつくのね 今は夏の果て ただ 寄りそえる ゆるやかな 季節のうねりは この恋をみちびくの いつの日か つらいこともある かも ロードショウ 行くはずのあなた だらしなく昼寝してる 午後の陽が 降り注ぐソファー 占領してる Tシャツの胸元 耳をあてた ふと潮騒 聞こえそうな気がして Stay with Me 寝息さえいとしくて おかしい Stay with Me 悲しみに ためされたって あなたといるわ 愛は夏の果て もう終わらない 恋をして 悩んで 信じようとしなくていい 確かな気持ちを知る Stay with Me 退屈がやさしくてキスした Stay with Me サヨナラにおびえない場所に 二人で来たの 今は夏の果て もう やすらげる |
長雨國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 松原みき | | 洋服は いくつもあるのに 今日着る服がない 地下鉄の おんなじ車両に 乗る彼が 気になる それはいつか去ったひとに 頬のあたり似ている オフィスでは 同僚が 無口を叱る 守りたい愛がなくて 頼りなく生きている 長雨が 靴の先を しめらせてる 不確かなトラジティ うつむいてばかり ものごとが 動かないわけは たぶん自分にある コピーとる 手をとめて思う それは知っていたこと 安い花を少し買って 今日は早く帰ろう 付き合いで さみしさを だませはしない かなえたい夢がなくて おだやかに病んでいる 長雨が 深い場所で 降りやまない たましいのトラジティ もがいてみましょう 守りたい愛がなくて でもちゃんと生きてたい 長雨が明日はやむと テレビが言う 真夜中のリアリティ 信じてみましょう 忘れたいキスだけじゃなくて 青空をみつけたい 雨音がひびきすぎた 心の部屋 不確かなトラジティ 陽は射すでしょうか |
愛のCrazyエプロン國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 國府田マリ子&戸沢暢美 | 中崎英也 | | 今日はあなたを うれしがらせたい ヤル気が急にきた 買い物をして 会社にTelした メニューは内緒だと 忙しくてコンビニのごはんに頼る あなたの暮らしは良くないわ お料理はConfusion がんばるのよ 何よりも あなた 目がない エビ・フライに挑戦するエプロン Oh My God 助けていて 小麦粉が散乱してる 完璧主義なの Crazyなエプロン 落ちつきなさい エビをパン粉で 優しくくるんだ 下ごしらえはOK いやなことがあった日は話してほしい 私が衣になってあげる お料理はConfusion 好きだけれど 愛してるひとのためだと 知らずに気合いが入って困る Oh My God つけ合わせの キャベツ切る指があぶない 夢中でおかしい Crazyなエプロン ほめてほしいの Confusion 大事なのは 油のね 温度なんだと レシピを何度も見返す視線 Oh My God ヤダ!そろそろ テーブルをセットしなくちゃ なんだかウキウキ Crazyなエプロン エビを揚げよう Confusion やけどしそう 油ハネ気をつけながら 踊ってるエビを見つめる私 Oh My God 美しいの きつね色 見とれてちゃダメ もうすぐあなたが Crazyなエプロン 抱きしめにくる |
なで肩の長い夜國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 亀井登志夫 | | とても親切な 彼氏ができたのよ 毎日 今日を長びかせ おやすみ告げるコードレス 甘いささやきも いつもじゃ効かなくて 受話器を肩でささえてた グラビアそっとめくってた どうしたの 私のココロ そっけなさ気づかれそうよ 傷つかないで 優しいひと すこし冷たくされたいひと みみたぶを熱くはらして なで肩の肩がこる 電話しすぎてる 気持ちとぎれてる 誰でも たぶんいとしさは ひとりにされてつのるのね 爪をとぎおえて あくびをかみころす 私のための寝不足が あなたをいつか つらくする せつなげに あなたが黙る いきおいで別れないでね 悲しまないで 優しいひと いつも追いかけていたいひと 近すぎる声をいじめた なで肩の長い夜 傷つかないで 優しいひと 悩むところがカワイイひと みみたぶが熱くはれてく なで肩の長い夜 |
セロリのKISS ハッカの煙草國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 川上明彦 | | どう思われても良かったのは ワルぶる中身 愛したから もう好き嫌いは 直ったかナ 家族は彼にきびしかった いつか何か つかまえてみせるサ バイト疲れ たまにシュンと 素直だったひと あなたはセロリが嫌いだった テレるとハッカの煙草を ふかしていたね なつかしい たましい My Only Lonely Boy 常識にいつもタテついてた 生きるスタイル まげなかった 電話なんて 苦手サと言い訳 ひとりきりで たまに どこか 旅していたひと あなたは世界に真面目だった 悩むとハッカの煙草の 量がふえたね どうしていますか My Only Lonely Boy あの日のこと リアルに憶えてる サラダ・ボールに いたずらした 香りでバレたね あなたはセロリが嫌いだった 怒るとハッカの煙草を ふかしていたね ふざけてセロリのKISSをせがんだ ステキな記憶は 明日の 勇気をくれる ありがとう 言いたい My Only Lonely Boy |
ムーンライト美術館國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 川上明彦 | | 月あかり 誘うから あてもなく 来てしまった やるせない人だけが たどりつく美術館 愛は 今日もくたびれた 鳥のよう 静かな時が 傷をいやす 話して聞かせて 彫刻たち 甘くてせつない古いお話を 小さな 小さな 街角Museum 迷路を抜けたら不思議の国かも 天窓のかなたには どこまでもつづく宇宙 あわてない毎日を 生きてゆきたいけれど 彼は たぶん新しい 恋してる とめられなくて 困る ジェラシー 心に教えて 肖像たち けなげで愚かな 人の真実を 迷子の迷子のアリスみたい 見られているのは私の方かも 話して聞かせて 彫刻たち 一途でステキな恋のお話を 古びた扉の街角Museum せつない人しか ここには入れない |
木もれ陽のイリュージョン國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 広谷順子 | | 木もれ陽の中 かけてく背中 あの娘に似ている どうしているのかしら 遠い日のライバル 制服の日々 ひとりのことを 競い合ったこと 静かによみがえる 強気なあの瞳 Ha~ 彼のことを呼び捨てにする声が Ha~ 胸を刺した 傷が残っている 嫌いだった 苦しかった 認めたくなかった 責めることも出来なかった ぎこちない あの微笑みを 木もれ陽の空 近くに見える 雲にさわれない 届くはずの気持ち ずっとさまよってた ふたりの姿 見かける度に うつむいていたわ 息もできなかった 遠い日のまぼろし Ha~ 写真見ても 心揺れなくなった Ha~ アノ気持ちは どこへ消えたのかな 嫌いだった 悔しかった 許したくなかった 彼の気持ち見えなかった なんとなく ねえ なつかしい 嫌いだった あの瞳を 最後までみつめた 彼女のこと もしかしたら 私も好きだったのかも 嫌いだった 素敵だった いつかまた逢いたい ひとり歩く 優しい風 あかね雲 頬染めてゆく |
ハートが天国國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 小室和幸 | | 決定的な恋をしよう 踊るハートがHeaven じたばたしてる あの感じ 生きてることを教えるよね 渚のパラソルが切り取った 影の中に逃げ込むひと 遊びに来てるのに 水着姿 やけに臆病 いつかショゲていた ダメな私みたいだわ For Yourself 気持ち閉ざして嘆かないで For Your Life ガードをゆるめて 恋したがりでいて それはいいことよ 運命的なキスをしよう 燃えるハートがHeaven パラダイスはね いつだって 自分の中に創りだせる ゲレンデ見渡せるロッジでは みんなハメをはずす時刻 彼だけ窓ぎわで 夜の雪をじっと見ていた 過ぎた日の愛に 今も住んでいるんだわ For Yourself 明日を信じて目覚めてみて For Your Life 今まで気づかぬ 誰かのまなざしに ググッとくるかも 決定的な恋をしよう 踊るハートがHeaven 手近な過去に しばられて くよくよするのやめてごらん 運命的なキスをしよう 燃えるハートがHeaven パラダイスはね どこよりも 自分の中に感じるもの 決定的な恋をしよう 踊るハートがHeaven じたばたしてる あの感じ 生きてることを教えるよね |
さよならを信じている國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 西脇辰弥 | | 走る車の中は 思い出の小箱ね 笑い合った夏が よみがえる 別れを決めたふたり それぞれ選んだ道 握手して手を振った いつの日か チャンスつかむために さよならを信じている 不安に染まるこころ捨てた すみわたる夜 遠くネオンのビル街 あしたを見つける いつも子供のように すねたフリしてたね 夢を語る瞳 とがってた ケンカの後でふたり 高速飛ばしていた 重ねた手のぬくもり おぼえてる 弱気を叱ってる さよならを信じていて 後戻りせずに歩いてね この胸のなか さみしがることをやめる あなたを見つけた 遠く近くあなたを 静かに見守ってる いつしか楽しかった 日々たちが 薄れ消え去っても さよならを信じている かっこよく生きて輝いて ふたりで見てた 未来 サビついてもいい さよならを信じていて いつの日にか迷った時は 走りつづける 私を勇気にしてね もう逢えないけど |
My Love〜愛するというひそやかさ〜國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 戸沢暢美 | 川上明彦 | | どんな時も 愛が 出来ることを教える 間違わない いとしさは 少し 臆病ね 空は果てしなくて 人は小さくて みんな 形のないものを 育ててる途中 ただ愛する ひそやかさ 大切に 大切に My Love |