結成10周年記念公演にて改名を発表!新たなスタート!

 ゲスの極み乙女。が2022年6月18日に幕張メッセ・幕張イベントホールにて、結成10周年記念公演「解体」を行ないこのライブ内にてバンド名の改名を発表した。

 

 このライブでは、10周年を振り返るセットリストでデビュー当時の楽曲から最新曲までの代表曲をMCなしで20曲連続でパフォーマンスしていくという、ストイックにバンドの歴史を振り返る演奏を披露した。

 

 メンバーそれぞれの高度な演奏テクニックを存分に披露しながら、「ロマンスがありあまる」「私以外私じゃないの」など人気曲を次々とパフォーマンス。ライブが進んでいく中、ステージ上では積み上げられたカラフルなセットがどんどん解体されていく。

 

 そして最新曲「青い裸」が終わると、会場のモニターには意味深なカウントダウンの数字が現れ10年間を振り返る映像が流れはじめた。20曲目の「bye-bye 999」の演奏中もカウントダウンの数字はどんどんと減っていく。そして演奏が終わり、カウントダウンの数字が0:00:00となると、川谷絵音が「ゲスの極み乙女は解体しまーす」と突如発表。

 

 川谷がコントローラーを操作すると、UFOキャッチャーのような舞台上の大きなクレーンが動き出し、「ゲスの極み乙女。」とバンドロゴが大きく設置されたセットに向かっていく。そしてクレーンが下がると「。」が外されていった。今後はバンド名から「。」を取って、ゲスの極み乙女として新たにスタートをしていくとのこと。

 

 川谷は改名の意味をMCで「「。」をとることで終わりがない、続いていくよ」と話し、自身のTwitterでは「「ゲスの極み乙女。」から「。」を取るのは、終わりが来ないようにって意味があります。これからもずっとバンドが続いていくってことね。よろしく!!」とコメントしている。

 

 『丸』と題されたベストアルバムにて、自身のこれまでの楽曲を解体し再構築したマッシュアップ音源をリリースし、ライブでもこれまでの10年を解体されていく演出を披露したゲスの極み乙女が新たなスタートを切るとのことで今後が楽しみだ。

 

ニュース提供:ワーナーミュージック・ジャパン