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LIVE REPORT

Hilcrhyme

『Zepp TOUR 2011 続-朱ノ鷺-』

2011年11月26日
@Zepp Tokyo

映画のようなセットリストを組んだと豪語した通り、細部にまでこだわり抜かれた構成に時間が経つのも忘れ観入っていた。まず、すし詰め状態のフロアが大きく揺れた「トラヴェルマシン」。コール&レスポンスもばっちりで、一気に会場のテンションが上がる。そこへひとりの男性の人生に見立て、モノローグを挟みながら歌われた「BOYHOOD」「雨天」「もうバイバイ」。主人公の置かれる立場や、その時々に感じた気持ちが3曲を通してリアルに伝わってきた。「押韻見聞録」ではバンドメンバーを招き入れ、その場で生まれるグルーブを楽しみながらプレイ。TOCが今年一年を象徴する曲として切々と歌い上げる「no one」。改めて絆の大切さを思い知らされた一年であり、同曲の素直な思いに共鳴したオーディエンスが次々に人差し指を上げた。