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LIVE REPORT

PrizmaX

『PrizmaX Level4 いつかこの夜を思い出すだろう~Someday~』

2016年11月20日
@新木場STUDIO COAST

スティーブン・スピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー・ワン』のハリウッドでの撮影を終えた、森崎ウィン(Vo)の帰国後初となるワンマンライヴ。この日は2部構成となっており、1部は東京を舞台にしたショートフィルムと楽曲を交互に展開。映像は泉大智(元カスタマイZ)が演じる主人公が、岡本あずさが演じる女性に“東京を案内してほしい”と渋谷の街中で声をかけたことから物語が始まる。その後、「I want your love」のイントロとともにウィンがステージの真ん中に登場。彼にとっては8カ月振りとなるワンマンの舞台にひとりで立ち、堂々と歌い始めると、驚きの歓声が喜びに変わっていく。次々とメンバーが現れ、5人全員出揃うと早速コンビネーション抜群のパフォーマンスで観客を魅了。その中で映像の中にメンバーが登場し演技を見せたり、今日のライヴのテーマ曲である新曲「Someday」が披露されたり、ホリック(PrizmaXのファン)にとっては喜ばしい場面も。ミディアム~スローな楽曲をメインに、ウィンと黒川ティムのヴォーカルふたりが伸びやかな歌声を響かせ、繊細なパフォーマンスで物語を彩るという新しい挑戦を示した。

2部ではフロアー後方のバルコニーにメンバーが登場! シリアスな展開の1部とは一転、「Three Things」から幕を開けると、パワフルなパフォーマンスをホリックの近くで届ける。いつものPrizmaXらしい幸福感にあふれたライヴの締め括りは再び「Someday」。先ほどより一層深みが増し、全てを包み込むような壮大さを感じさせた。メンバーがステージをあとにすると、3月29日に1stアルバムをリリースする旨の告知が! 次のレベルに向けて進み続けていく彼らから今後も目が離せない。

そして、ライヴの終演直後のメンバー全員にインタビューを実施! 大きな経験を経てグループに再び戻ってきたウィンにとっては観せ場ということで、プレッシャーがあったステージだったようだ。

「グループにとって大事なワンマンライヴに出ないっていうことがこれまでなかったから、ホリックが受け入れてくれて安心しました。俺がいない間もPrizmaXを離れないでいてくれて、帰ってきたら受け入れてくれて。ステージに出る瞬間はめちゃめちゃ緊張しましたよ。俺だけ8カ月振りだから!(笑) あと、ハリウッドに行ったことで俺のプレッシャーがより重くなったんですよ。今はライヴを終えて気分がいいけど、ライヴ前は正直落ちていて...大樹に悩みを聞いてもらったりしました。ひとりだといっぱいいっぱいになってしまうんですけど、最近は周りを見るように心掛けています。なので、グループでやる上では余裕がでてきた」(ウィン)

そんなウィンにとってはもちろん、夏の東名阪ワンマンツアーを4人で終えたメンバーたちにとっても刺激を与えた出来事であることは間違いない。

「いなくなってからウィンの存在の大きさが分かったので、帰って来た時には、ある意味ウィンに見せつけたいって部分もあった。帰ってきたホリックにとっては、ウィンに“おかえり!”って言いたい気持ちがあっただろうけど、それに対して俺も一番でいたいという気持ちがありました。大好きだけど、負けたくないと思って」(大樹)

本公演はショートフィルムを挟みながら進行する1部と、普段の彼ららしいパワフルなパフォーマンスを魅せた2部で構成。グループにとっての新しい挑戦ともなった。

「ライヴが終わって、個人的には感無量という感じ。パズルのピースがようやく揃ったみたいで嬉しいです。僕はとにかくライヴが好きなので、1部でシリアスなムードを出して、2部では一気におちゃらけた空気になったので、溜めていた部分が一気に爆発しましたね(笑)。個人的にもすごくいいライヴになりました。お腹いっぱいで、本当に楽しかったです! 毎回自分でもすごく満足できるライヴになっている自信はありますけど、今回はいつもと違う気持ちです」(翼)

「俺は、全部をこの時間に捧げられました。ウィンがいない間の東名阪を4人で乗り切ったんですけど、ウィンが帰ってきて改めて、この5人でグループは成立するんだなって。今回のタイトルの“いつかこの夜を思い出すだろう”っていうのに相応しいステージになりました」(有希)

「変更点が多くてリハーサルが大変だったんですけど、いつものPrizmaXに戻れたことが幸せです。1部での映像と融合したパフォーマンスは演出家さんのイメージとして“一切笑ってはいけない”“切ない微笑みも一切なし”というのがあったので、自分の中で表現の幅が狭まった気がして...。どうしよう?ってとても考えました。俺はメンバーをひとりずつステージ袖から送っていって最後に出るので緊張しましたね。今まではこういうことはやってこなかったので、1部は本当にやり甲斐がありました。その分、抑えていた感情を出せた2部はすごく楽しかったです!」(大樹)

特に強い意思を感じたのは、ヴォーカルのふたり。仲間でありながらライバルであり、その中で信頼を築いているからこそお互いを尊重し合えているのだと改めて感じられた。

「ウィンはすごい大人になって帰ってくると思ったけど、相変わらずでしたね(笑)。でも、何もかもを受け入れるような変化を感じました。ヴォーカルをひとりでやっていた時、周りのみんなが“パワフルですごい良かったよ!”“自由に歌えていたね”って言ってくれたので嬉しかったんですけど、“ふたりに戻ってもちゃんとできるかな?”っていう不安もありました。でも、今日も全力で自分なりの歌が歌えました。やっぱりウィンはいなきゃいけない存在なんですよ。ウィンとの間にはライバル意識がとてもあるので、褒めていても心の中では悔しいと思っています。ウィンがカッコ良いフェイクを決めた時には“俺もいってやる!”と思って次のバースではより気合いが入るし...でも、俺が何かやるとウィンもやり返してくる(笑)。すごく大人しい曲なんだけど、「Truth」で一番それを感じました。俺の中では歌を聴かせるというのは精神が強くないといけないと思っていて、負けず嫌いが邪魔をしているところもあるんですけど、その負けず嫌いがいい方向に俺らを成長させてくれました。これからもお互いに超えてやろうという意識をぶつけ合って、カッコ付け合っていきたいですね」(ティム)

「帰って来て、メンバーのプロ意識が強くなったと思いました。俺が帰って来たことによって刺激を受けたのか分からないですけど、負けん気が強くなっていた。そして、前の俺は自分のアピールが強かったんですけど、メンバーを立てるようになって。相方のティムは自分から出るタイプじゃないので、“もっと出て”と言ったり。その時、俺は抑えているんですけど、逆に俺が出ている時はティムがフォローしてくれるんですよ。だから、いい意味で信頼関係が前よりも強くなりましたね。実は、今日のライヴのテーマは“我慢”で。帰ってきてすぐなので、ドーンと出したいところでもあったんですけど...2部構成で余裕を見せられたかなと思います。歌やパフォーマンスを頑張るという姿勢は変わってないので」(ウィン)

SET LIST

試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    I want your love

  2. 2

    抱きしめて行く

  3. 9

    Without You

  4. 14

    Let’s prove it!!

  5. 15

    Ready

  6. 18

    UP<UPBEAT

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